もうりさん(女性/54歳)が個人賠償責任保険を使った保険金支払い事例です。
友達の家で、椅子の上に置かれていたタブレットを子供が踏んでしまい、液晶を壊してしまいました。
保険会社 | 三井住友海上火災保険 |
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種類 | 自動車保険の個人賠償責任特約 |
保険金額 | 3万5,000円 |
子供が小さかった頃、近所のやんちゃ坊主が、他人の車の屋根に上がって遊び、車の屋根がボコボコに凹むという事件がありました。
賠償金がいくらかかったのか興味があり、その子のお母さんに聞いたところ、「賠償保険に入ってるから全額出してもらいました。金額は数十万だと思います。男の子だったら何をやるか分からないから加入していた方がいいですよ。」言われ、同年代の子供がいたのでその方が加入していた保険会社を紹介してもらい加入しました。
タブレットを息子が踏んで液晶が割れた
友達の家の、食卓の椅子の上に、友達のご主人所有のタブレットが置かれていました。
誰も椅子の上にタブレットが置いてある事に気付かず、おやつを食べるために知らずに椅子の上にあがった息子がタブレットの画面を踏んでしまい、液晶が割れてしまいました。
椅子の上によじ登り椅子の上で立ち上がってお菓子を取ろうとしたので、裏向きにおかれていましたが、タブレットのハードカバー(プラスチック製)がパキッと割れ、液晶画面にひびが入り割れてしまいました。
友人は、そんなところに置いていた方が悪いからと言ってくれましたが、保険に加入しているので、保険会社に相談すると伝え、保険会社に相談し、賠償保険を利用させていただきました。
購入レシートと修理見積もりを提出
保険会社の担当者に当時の状況を説明しました。
その上で、購入して1週間程度だったので、購入代金のレシート・保証書と、修理に出した場合の修理代金の見積書、割れた画像を提出すると、金額の安かった、購入代金を全額支払ってくれました。
購入金額は30,000円程で、消費税や、一緒に割れてしまったタブレットのカバーを含め、35,000円程でした。
修理代金の見積もりは確か60,000円近かったので、安い金額のほうの購入代金を支払ってもらいました。
保険金は直接友人の口座に
電話で連絡し、担当者からレシートや見積書の提出をお願いされ、必要書類を集めて提出した後、1週間ほどで、「今回は、修理代金ではなく新品の購入代金をお支払いする事に決定しました。」と連絡がありました。
その後、正式な請求書を書き、提出しました。
保険金の振込口座は友人名義の口座で、私が一度受け取って渡すというのは認められませんでした。
友人の口座番号を教えてもらうのに少し抵抗がありましたが、友人の口座番号を伝えた後、2日くらいで、口座に全額振り込まれていたそうです。
友人関係を壊すことなく事務的に処理
予期せぬ突然の出費では金額がかさむと個人では対応が難しいですが、保険があると、金銭面での気まずさはないので、友人関係を壊す事なく事務的に処理されたのはよかったと思います。
ただ、今回は購入後1週間でも修理代金が高額だったので、新品の購入代金を弁償することができましたが、修理代金の方が安い場合、修理代金の支払いになるため、相手の方の気持ちの面での賠償はできないなと思いました。
愛用品を壊された場合、特に購入後、日が経っていなければ、全額返金してほしいと願う人が多いでしょう。
購入後の減価償却分の減額は理解できますが、できれば、購入後1カ月以内等、まだ日が経っていない場合は、全額補償していただけると大変助かります。