籾山輝次さん(男性/45歳)が個人賠償責任保険を使った保険金支払い事例です。
送電線を切断し、電力会社から工事費の請求がありました。
保険会社 | 三井住友海上火災保険 |
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種類 | 火災保険(GKすまいの保険)の個人賠償責任特約 |
保険金額 | 3,800円 |
自宅(中古の一軒家)を購入した際に、火災保険の必要性を感じて契約をしました。その際に、個人賠償責任特約はセットされていました。
木を切っていたら送電線を切断してしまった
台風が近づいている予報があったため、自宅にある木が風で倒れないか心配になりました。
以前は周囲が森林だったのでそこまで心配していなかったのですが、その年に伐採があり、自宅の庭の木だけが一本だけ残り、もろに風を受ける状態になったからです。
のこぎりで木を切り下げようと作業をしたところ、予期していない方向に幹が倒れました。
倒れた幹と枝が送電線(道路の幹線から自宅への引き込み線)にかかりました。
送電線は幹の重みで切断され、自宅は停電になりました。また、電話線も切断されました。
携帯電話でNTTと九州電力に連絡し、復旧作業をしていただきました。
電話線に関しては、無料ということを伺いました。
送電線は、そのときに作業をされた方から「後日、復旧工事費の請求があると思います」と言われました。
保険の特約のことを思い出して
送電線の復旧作業をされた方から「復旧工事費の請求があります」ということを言われた時点で、保険の特約のことを思い出しました。
電話で保険会社の方に連絡し、今回の件で保険金を請求できるかどうかを確認しました。
事故の内容を話したところ、保険が支払われると言うことでしたので、手続きをお願いしました。
その後は、保険会社から送られてきた書類に事故の状況を記入し、返送しました。
保険金は直接支払っていただくことに
今回の事故では、九州電力からの請求が来る前に保険会社に連絡をしたので、保険金は保険会社から九州電力に直接支払っていただくことになりました。
保険会社の担当の方から、事故の報告書の用紙を送っていただくときに一度電話がありました。
返送後は、しばらく何も連絡が無かったのですが、数ヶ月経って状況報告の電話をいただきました。
その状況報告では「九州電力から請求額の連絡が無い」ということでした。さらにそこから数週間経って、「保険金の支払いをした」という電話連絡をいただきました。
保険を掛けておいて本当に良かった
とにかく、担当者の方の電話対応がとても良かったです。
はじめに私から電話で相談をした際、すぐに保険金支払いの対象になるとの回答があったので、保険を掛けておいて本当に良かったと思いました。
その後、担当の方から電話をいただきました。
当時は電力会社からどれくらいの請求があるかまったくわからなかったので不安でした。
しかし、担当の方から「これだけの保険金額を掛けていれば、多分大丈夫」とおっしゃっていただき、安心することができました。
その後も、途中経過の電話連絡をいただきました。
内容としては「進捗がない」だったのですが、フォローの電話があったと言うことだけで、きちんと仕事をしてくださっているんだなという信頼感がありました。
最終的に支払われた金額は、想像していたよりもかなり少なかったのですが、それでも新しい出費がなかったので良かったと思います。
というわけで、満足できなかった点はありません。