交通事故加害者と被害者がやってはいけないこと&やっておくべきこと

交通事故にあった時にどういう行動を取るべきなのか、加害者と被害者の両方の立場でまとめてみました。

事故の体験

自転車と自動車の事故!車側の強い主張で自転車の過失が100%になった

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気が動転しているときの記憶はあてにならない

自動車と自転車の交通事故の場合、通常は自動車の過失が大きくなるのが一般的ですね。

しかし、今回のケースでは、自転車側の過失が100%という珍しい事案です。
なぜ自動車側の過失が0になったのかを説明していきたいと思います。
まず、自己の概要ですが、自転車の通行が可能である国道の歩道を自転車の運転手は直進していました。

一方の自動車は。
道路沿いにある飲食店から道路に出ようとしている状況でした。
一般的な道路でもよくある状況です。

この場合、自転車と自動車のどちらかが相手を先に通さなければ衝突してしまいます。

基本的には優先権は自転車です。

因みに、この事故で自転車を運転していた方は優先権がどちらにあるかなどそこまで認識していない高校生でした。

普段から、仮に道路沿いの店から車が出てこようとしても自転車に気づいて止まってくれるだろう、という意識があったそうです。

そのため、事故の際も車を注視することなく直進していたのです。

結果、自動車と接触してしまったわけですが、それでも通常なら自動車側の過失が大きくなります。

しかし、今回のケースでは、自動車側の主張と警察の検分が影響し、自転車側の責任割合が100%となったのです。

その理由は、ドライバーが「車は完全に停止していた」と強く主張したこと。
もう一つの理由は、自転車側も自動車側の主張を認めたからにほかなりません。

このときもしも自動車がたとえ時速5キロであっても動いていたとしたら、自動車側の過失も免れません。

では、なぜ自転車の運転手は自動車側の主張を認めてしまったのかを説明します。

自転車の運転手であった高校生は、事故直後、とても動揺していました。
警察に自動車が止まっていたのか、動いていたのかを聞かれましたが、記憶が曖昧で「動いていた」と言えることができなかったのです。

一方で、自動車の運転手は違いました。
「自転車が来るのが見えて止まった」
相手の強い主張を高校生も耳にしましたが、1つの行為が自転車を運転するものとして不利な状況となり、反論できずに従ってしまったのです。

結果的には、自動車側の「完全に停止していたところに自転車が勝手にぶつかってきた」という主張が認められてしまい、自動車には責任はないとされたのでした。

これが真実かどうかは不明ですが、本当に止まっていた自動車に衝突してきたのであれば、自動車側は避けようがありませんから、自転車の過失が100%になっても仕方がありません。

自転車側が不利になった原因は傘さし運転!

防犯カメラもなく、目撃者もいない状況では、当事者の証言と事故状況に基づいて警察は事故処理をしなくてはいけません。

そこで問題となったのが、自転車を運転していた高校生が傘をさしていた事実です。

事故当時、かなりの雨が降っていました。
風が強く、運が悪いことに高校生は風と雨を避けるために車が来る方向に傘を向けてさしていたのです。

高校生が、自動車側が停止していたのか、少しでも動いていたのかが正確にはわからなかった原因でもあります。

さらに、傘をさしながら自転車を運転する行為は、道交法で禁止されている行為です。

傘さえさしていなければ自動車が動いていたかどうかも見えたはずですし、自動車側の強い主張にすんなり従うような結果にはならなかったかもしれません。

なぜなら、このケースを最初に聞いたとき、少々気になったことがあります。
衝突した場所は駐車場から歩道に入ったすぐのところでした。

普通、道路沿いの施設から歩道を通り越して大通りに出る場合、まずは歩道を通行する人がいないか一時停止します。

右を見て、左を見て、ゆっくりと歩道へと侵入しますね。

衝突した場所を考えると、自動車は本当に完全に停止していたのか?、という疑問が残ります。

歩道に入る前の場所で衝突したのなら、「車が止まっていた」というのもわかります。

実際のところ、自動車側は歩道に入る際、左右の確認をしなかったのではないでしょうか。

確認をせずにゆっくりと歩道に侵入し、自転車が来て衝突した、というのが真実のような気がしてなりません。

とはいえ、もはや真実がわかってもどうにもなりません。

傘をさしながら運転していたせいで事故が起こったのも事実です。

傘さえさしていなければ真実が明らかになっていたでしょうし、そもそも事故が起きることもなかっただろうと思うと残念に思います。

結果的に、今回の交通事故によって自転車が自動車に与えた損害は、代車費用も合わせると何と100万円以上になりました。

自動車が珍しい外国車だったこともその原因の1つです。
幸い、ケガはどちらにもなく、自転車は個人賠償責任保険に加入していたので実質負担は0で済みましたが、自転車を運転する方もしっかりとルールを守って乗るべきですね。

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