わたしの体験談

DeNAの遺伝子検査・マイコードをやってみた(カウンセラーに相談編)

二日酔いには「ヘパリーゼ」「オレンジジュース」派のmikaです!

飲んべえ界隈では、飲む前にウコン、飲んだらヘパが常識ですよね(mika調べ)。

さてさてDeNAの遺伝子検査の結果が来たんですが、サラッと把握する分にはいいんですが「ちょっとここ分からないな~」と思う点も。

というか遺伝子検査をして、突然「さあ予防や治療に役立ててください!」と言われても、「どこをどうやって?」となりますよね。でも、それをサポートする『認定遺伝カウンセラー』という人がいます。

マイコードの遺伝子検査をした人なら『認定遺伝カウンセラー』に無料で電話相談できるのだとか。ということで今回は実際に電話して、いろいろ聞いてみました。

 

毎週水曜、カウンセラーに電話相談できる!

電話相談ができるのは、毎週水曜日の10~16時の間。事前予約もできるので、会社勤めの方はお昼休みの時間を利用するのがオススメ。ちなみに午前中は予約が入っていることが多いようです(もちろん予約ナシでもOKですが、お忙しい方ほど予約をいれた方がスムーズかもしれません)。

私はアポなしで電話をしたのですが「準備が整い次第、折り返し電話させていただきます」とのこと。15分しないうちに電話がかかってきました。

今回、私が聞きたかったのは

  • よく解説に出てくる“オッズ”という用語の意味が分からない。
  • 発症リスクが高い病気があるが予防法が記載されていない。どうすればいいか?
  • 発症リスクが低い病気でも、実際に発症している。それはどうして?

の3点。対応をしてくれたのはHさんという男性の認定遺伝カウンセラーさんでした。

 

オッズは“同じ遺伝子型”集団の発症リスク

オッズって何?オッズって何?

まず結果を見ていてよく出てくるのが「オッズ」という言葉。これについて聞くとHさんは「『病気の結果一覧』のWEBページを開いて『遺伝子型の発症リスク』の隣の『?』をクリックしてください」と言います。すると「日本人平均との比較が〇〇倍とは?」というページに。

[voice icon=”http://dna-kit.net/wp-content/uploads/2017/08/counselor.jpg” name=”カウンセラー
Hさん” type=”l”]例えば日本人の肺がん発症リスクが“100人中3人”だとします。しかしあなたと同じ遺伝子型を持つ集団で見ると“100人中6人”。こうなると『日本人平均と比較して“発症率が2倍”』となりますよね。これがオッズの数値です。[/voice]

なるほど……! 私の遺伝子型を持つ人が、一般的な日本人と比べてどのくらい発症リスクを持っているか、という傾向が分かるんですね。WEBサイトと照らし合わせて説明してくれるので非常に分かりやすかったです。

 

予防方法がない!? そんなときは“早期発見”路線へ

知りたい項目が見当たらない、だと…?知りたい項目が見当たらない、だと…?

続いて、発病リスクは高いけど予防法が書かれていない病気について。私は「神経膠腫」の発症リスクが2.48倍と一番高かったのですが、どのページにも「予防方法」はありません。

[voice icon=”http://dna-kit.net/wp-content/uploads/2017/08/counselor.jpg” name=”カウンセラー
Hさん” type=”l”]基本的に遺伝子検査の結果は”分かっていること”が書かれています。書かれていないということは、今は明確な予防方法がない、ということです。[/voice]

ええ~!? じゃあ何のために遺伝子検査したの? どうしたらいいの? とパニックになる私にHさんは「予防法が書かれていない場合、“早期発見”のために活用してください」と話します。

[voice icon=”http://dna-kit.net/wp-content/uploads/2017/08/counselor.jpg” name=”カウンセラー
Hさん” type=”l”]発症リスクが高くても、発症しないこともあります。だからその病気の”初期症状”の項目をしっかり読んで、もしそれに似た病状が出たら病院に行ってください。[/voice]

また健康診断や人間ドッグでよくない結果が出たとき、遺伝子検査の結果と照らし合わせてみることも早期発見につながるようです。こんな使い方も出来るんですね。

 

発症リスクが低いのに発症 原因は“環境要因”?

発症リスクが低いのに…。発症リスクが低いのに…。

一番疑問だったのが「子宮内膜症」の発症リスクが0.89倍と低いのに、すでに発症しているということ。

[voice icon=”http://dna-kit.net/wp-content/uploads/2017/08/counselor.jpg” name=”カウンセラー
Hさん” type=”l”]子宮内膜症の発症に関しては3つのSNP(遺伝子情報)の影響が有力だとされており、そこから判断されています。でも、もしかするとまだ解明されていない遺伝子の影響もあるのかもしれません。そうでないのなら環境要因から発症しているのだと考えられます。[/voice]

マイコード公式サイトによると、病気の発症は遺伝要因が30%、環境要因が70%。現在分かっている範囲で遺伝要因ではないのなら、不規則な生活が祟ったんだろうな~と思うしかないですよね。生活リズム整えよう……。

 

分からないことがあったら即電話!

このように電話相談では、結果の見方や解説を行ってくれます。ただ、まだ解明されていないことも多いのも事実です。だからこそ普段からの生活に生かそう、と思えるようになったのがよかったです。

有資格者に丁寧に(しかも無料で!)教えてもらえるなんて安心だなあ~というのが率直な感想です。分からないことがあったら電話相談をしてみてください!