年会費無料でポイントがザクザク貯まる楽天カード、持っている人も少なくないでしょうが、海外旅行保険のように手軽に個人賠償責任保険が付けられれば言うことはありません。
この記事では、楽天カード会員がお得に加入できる個人賠償責任保険について、様々な保険との比較も合わせて紹介しましょう。
「楽天カード超かんたん保険」は月額140円で補償限度額が1億円
楽天カード（一般・ゴールド・プレミアムなど）の会員向け保険「楽天カード超かんたん保険」には、合計11のプランが用意されていますが、このうち個人賠償責任保険に相当するのが「個人賠償プラン」です。以下のように、支払い方法により保険料が若干異なりますが、補償内容は変わりません。
| 支払方法 | 傷害死亡・後遺障害 | 個人賠償責任保険 |
|---|---|---|
| 月払 | 100万円 | 1億円 |
| 年払 | 100万円 | 1億円 |
年払いにした方が年間100円の保険料節約になります。国内だけでなく海外で発生した事故・トラブルも補償してくれ、示談交渉サービス（国内のみ）も付いていますので安心です。
ただし、保険料を上乗せして個人賠償責任保険の補償を手厚くすることができないので、1億円では足りないと感じる人には物足りないかもしれません。
楽天PINKカードの「楽天PINKサポート」は新規募集を停止
楽天PINKカードには月額200円で1億円まで補償してくれ、さらに同性パートナーも補償対象となる「楽天PINKサポート」（個人賠償責任事故補償プラン）がありましたが、現在は新規募集を停止しています。すでに加入している人も、2019年6月1日をもって補償が終了し、以降は「楽天カード超かんたん保険」で補償が継続されますので、注意しましょう。
カード付帯の海外旅行保険は海外旅行中のみ
楽天カードは利用付帯、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードは自動付帯する海外旅行保険で、楽天カードは最高2000万円、楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードは最高3000万円の賠償責任補償が付きますが、海外旅行保険は海外旅行中しか補償されません。
三井住友カードの「ポケット保険」は手厚い補償がメリット
1億円の補償では心もとないと感じている人は、三井住友カードの「ポケット保険」（自由設計コース）がおすすめです。
月額保険料は140円・150円・160円の3種類から選択可能で、選択した月額保険料に応じて補償限度額が1億円・2億円・3億円と変動します。自分で補償額を選べるのは、楽天カード超かんたん保険にない大きなメリットです。
手厚い補償ならば三井住友カード、お得を重視ならば楽天カード
楽天カード（一般カード）はカード自体の年会費が無料で、楽天スーパーポイントがザクザク貯まるなど、とにかくお得を重視したカードで、それは楽天カード超かんたん保険でも変わりありません。
ただし、補償限度額が1億円と若干心もとないので、補償を手厚くしたいのであれば同程度の月額保険料で最高3億円まで手厚く補償できる三井住友カードの「ポケット保険」がいいでしょう。
